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カテゴリ:授業風景

国際観光科「観光Ⅰ」校外学習

2014/06/04

 今回の校外学習は、国指定重要文化財「天鏡閣」と「福島県迎賓館」を見学してきました。皇室の別荘だった所は、圧倒的な格式の高さを感じてきました。

天鏡閣は、明治408月に猪苗代湖畔の美しさに魅了された有栖川威仁親王殿下が御別邸として建てられた建物です。ルネッサンス風洋風建築を特徴とする優雅な佇まいは、まさに「天鏡閣」(テンキョウカク)の名に相応しい風格でした。明治にタイムスリップした気分が味わえました。

 
大正時代に建てられた「福島県迎賓館」は建物と風景とが違和感なくマッチしており、関わった職人の技術の粋を尽くした芸術品といえる建物で、福島県にとって偉大な財産だと感じました。釘を使わず建てられ、細部まで意匠を凝らして丁寧に作られた見事な邸宅でした。自然と背筋がピーンと伸びていた生徒が多かったように思います。